Rose’s Wellness Life -6ページ目

白内障手術(右目から)

昨日は白内障の手術をまず右目から受けて来ました。
元々視力が良く両眼とも2.0だった為か、50代より小さい文字が見づらくなりましたが、遠くは良く見えるので特に不自由はありませんでした。
 
しかし60歳を越えてから物が二重に見えるようになり、検査を受けると老眼と乱視があると言われ専用の眼鏡を作ってもらいました。
それでも遠くは良く見えるので外出中は眼鏡なしで、家で本やネットを見る時だけ老眼鏡を使用していました。
 
しかし今年に入ってから、視野にうっすら細かい網目がかかったようになり、コントラストが薄く感じたり物が二重になるのが酷くなった為、新型コロナが流行ってから行かなかった眼科て検査したところ、やはり白内障の診断が両眼に出ました。
 
 
白内障は個人差もありますが、ほとんどの人が加齢によって発症します。実際両親とも進行に気付かず80歳を超えてから手術を受けており、まだ少し先の話だと思っていたのですが、早まる要因として紫外線の他に喫煙もあり、20歳から50歳ころまでの30年間ヘビスモだったので自業自得ですショボーン
 
でも手術は白内障初期の若いうちに受けた方がリスクが少ないと言われ、一生に1度の手術ですし早めに受けておこうと今年の1月に予約を取りました。
 
現在白内障の手術を希望される高齢者が多く、予約から3ヶ月も待ってやっとの手術です。術後も通院が必要なので自宅から近く以前に検査を受けていた個人開業の眼科を選びました。
 
院長は若く阪大病院での実績があるので手術を希望される方が多いらしいですが、高圧的でタメ口で会話する感じの悪い印象があったので、副院長の優しい上に頼りがいのある女医さんを希望しました。
 
水晶体を取り除いた後に入れるレンズにも色々種類があり、私は保険適応外になりますが先の事も考慮して、遠近中のどれも良く見える「多焦点眼内レンズ」にしました。
 
手術は仰向けで顔を右目だけ穴から出した状態で覆われ、目を開いたまま行いますが、事前の点眼麻酔が効いているのと洗い流しながら行うので、少し圧迫感がありましたが全く痛くなく右目から見える景色が楽しかった位です目
手術中に見える景色は動画を作る腕がなく残念ですが、丸い暗闇に上の画像の人の顔のような3つの光が点滅しながらグルグル回ります。
女医さんの顔やメスなど全く見えませんので、ずっとリラックスした状態でスムーズに短時間で終わりました。
 
手術自体より堪えたのは、言われた手術時間の少し前に行っても予約した時刻を過ぎてから、やっと事前の血圧や体温測定や瞳孔を開く為に間をあけて4回もの点眼に1時間もかかった事です。それも他の手術待ちの患者さんが待機する待合室で椅子に座ったまま順番に行います。

その間トイレや水分補給はご自由にどうぞと言われましたが、手術まで1時間も準備待機がある事や飲み物の持参OKなど、説明用紙にも記入がなく事前の説明会でも聞いていません。
 
それに院内は「飲食禁止」の貼り紙がありウォーターサーバーの設置などなく、手術前は水分を控えておこうと飲み物の持参はしていません。医療ビル内には自販機もなく外へ買いにも行けず喉がカラカラに渇いて咳き込みました。

また手術後は待機時間も場所もなく、他の手術待ちの患者さんに丸見えの待合室に戻されます。ビルの一室で場所的に狭いのは仕方がないとはいえ、簡易なパーテーション位設置出来るのでは?
 
流れ作業そのものですぐ費用の支払いに呼ばれましたが、私は付き添い人などおらず高額な現金を持ち歩くのは嫌でクレカを使ったのですが、手術後すぐは片目に眼帯のため遠近感がおかしくなっており、暗証番号の数字の並びがテンキーでなくランダム配置(それも事前説明無し)で、番号が非常に見づらく3回も失敗してタッチ入力をやり直ししました。

受付の女性にはやり直しのたびに「チッ、またか」みたいな面倒臭そうな態度をされ、後からサインでもいいと言われましたが非常に不愉快でした。手術費用は当日前払いか銀行振込みにして欲しいです。

また帰りのタクシーの手配の配慮もなく、片目眼帯の上にサングラスをかけて外の薬局へ1人で出向かないといけない上、パチンコ店が並ぶ十三駅前の観光客や酔っ払い、ジモピーのチャリで混雑する商店街から帰宅するのが大変でした。

普段は15分程度の徒歩で帰るのも怖く、シティバスは1時間に1本しかなく時間が合わず、タクシーアプリもスマホが見えないので使えない、タクシー乗り場は反対側の西口まで人混みやチャリを避けながら阪急電鉄下の高架下を潜らないと行けないので、淀川通りから空車かどうかすら見えないタクシーを拾うまで冷や汗モノでした。
 
この日は手術より精神的に疲れたので処方された化膿止めを飲んで早々と寝ました。